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これからでも予防接種は受けたほうがいいのでしょうか【2016年8月号掲載】

質問近年、いろいろな予防接種が定期接種となったり、自治体からの補助対象になったりしています。我が家には小学5年生の息子がおりますが、例えば肝炎やロタウイルスなど、これからでも受けておいたほうがいいのでしょうか。費用自己負担でもやむを得ないと思っていますが。松本市/バリバリボンボンブー

答え日本脳炎も含め、公費負担でできるワクチンについてはすべての接種をおすすめします。
 B型肝炎ウイルスは、感染者の唾液や涙の中にも存在することが分かっています。感染すると急性肝炎を起こしたり、慢性化して肝硬変や肝臓がんを発症したりすることもある怖い病気です。学校や会社などの集団生活の中で、無症状でも感染力をもつ「キャリア」との接触によって知らないうちに感染する危険性があるため、ワクチンはぜひ接種していただきたいです。年齢が若いうちに接種したほうがより効果が期待できるので、できるだけ早い時期の接種をおすすめします。
 B型肝炎ワクチンは1回目の接種後、1ヵ月後に2回目、6ヵ月後に3回目を接種します。2歳までの乳幼児については今年の10月から公費負担でおこなわれることが決まっていますが、お子さんの場合は自己負担になりますので、価格等具体的なことはかかりつけの小児科医へご相談ください。
 もしお子さんがまだおたふくかぜや水ぼうそうに罹っていなければ、それらのワクチンも自己負担ですが、接種をおすすめします。
 ロタウイルスワクチンは飲むワクチンですが、ロタウイルス感染で重症化しやすい乳児が対象で、生後6ヵ月までに2回あるいは3回の接種を終了することが勧められているので、お子さんの場合にはしなくてもよいでしょう。
 ヒブワクチンや肺炎球菌ワクチンについては乳幼児と老人が接種対象になっているので、お子さんの年齢では必要ないと思います。
 なお、海外渡航される場合、国によっては接種が必要なワクチンがあります(狂犬病やA型肝炎など)。国際空港の検疫所へ問い合わせるかインターネットで予め検索するなどして、余裕をもって接種してから出かけましょう。

ご回答頂く先生

宮林麻里先生
小児科医師。みやばやしこどもクリニック(松本市島立)院長。一般小児科のほかに、発育・発達相談や心身症にも心血を注がれる。松本市在住、お子さん3 人のママ。趣味はバドミントンと料理。

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